てぃんさぐぬ花

沖縄の旅行誌で、「てぃんさぐぬ花」の記事が載っていて、目にとまりました。
  うちなーんちゅなら誰でも知っているという、
沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」。
歌詞の意味が深いと思いました。

一  てぃんさぐぬ花や 
  爪先(チミサチ)に染(ス)みてぃ  
  親(ウヤ)ぬゆし事(グトゥ)や 
  肝(チム)に染(ス)みり 

 二  天(ティン)ぬ群星(ムリブシ)や
  読(ユ)みば読(ユ)まりゆい
  親(ウヤ)ぬゆし言(グトゥ)や
  読(ユ)みやならん 


  
三  夜(ユル)走(ハ)らす舟(フニ)や
  子(ニ)ぬ方星(ファブシ)見当(ミア)てぃ
  我(ワ)ん生(ナ)ちぇる親(ウヤ)や
  我(ワ)んどぅ見当(ミア)てぃ



   一  ホウセンカの花は
  (魔除けとして)爪先に染めなさい。
  親の言うことは、
  心に染めなさい。 


  二  天の群星は
  数えようと思えば数えきれるけど、
  親の教えは、
  数えられない。 


  三  夜、沖に出る舟は
  北極星が目当て、
  私を産んでくれた親は
  私が目当て。(私を見守っている)



沖縄の言葉って不思議とあったかくて、心にグッとくるんです。
うちなーんちゅには
てぃんさぐぬ花に唄われているような精神が
受け継がれているんでしょうか?


歌詞はもっと続いていて、
後の歌詞もとてもいいのでまた紹介します!

演奏を聴く機会があったら、ぜひ聴いてみてくださいね~